「~の時には~に通知を送りたい。」といった柔軟な連携方法は、デフォルトのコールコネクトの連携機能では提供しておりません。
そのため、もしそのような柔軟な設定が必要な場合は、Webhook連携をご利用いただき、ご自身でカスタマイズしていただくことで実現できます。
- Webhookの書き出し先を貴社で用意したWebサーバーURLにセットし独自に通知方法を実装する
- Webhookの書き出し先をZapierやIFTTTなどから発行されたWebhook URLを指定する
本記事では、コールコネクトでの書き出し連携の内容をカスタマイズする方法の1つとして、Zapierというタスク自動化ツールをご紹介します。
Zapierによって、例えば以下のようなことができます。
- コールコネクトには存在しない連携サービスと書き出し連携がしたい
- 書き出し内容をデフォルトの内容から変更したい
- 特定の電話番号のみ書き出し連携を実施したい
ご利用を検討中の場合、事前にページ下部の備考をご覧ください。
設定方法
1. 会員登録
Zapierトップページ より会員登録を行ってください。ログイン後、ページ上部のMake A Zap!ボタンをクリックし、Zapを作成します。Zapとは連携パターンの単位となります。
2. Zapの作成
まずは 情報源、つまりコールコネクトで書き出す情報をZapierに送る必要があります。最終的には、その送った情報を加工して、連携先にデータを送るという流れになります。
- 検索バーに "Webhooks by Zapier" と入力し選択します。
- Catch Hookを選択します。
- Pick off a Child Keyは何も入力せず "Continue" ボタンを押してください。
- 表示されるURLをコピーし、コールコネクトのWebhook 連携のURL欄に貼り付けて連携します。
- Zapier側で完了ボタン("OK, I add this") を押します。
- "Looking for the hook, this might take a sec..." という表示が出ている間に、コールコネクトで一度テスト通話をしてください。顧客がすでに登録されている電話番号とコールコネクトとで通話します。
- すると、Zapier側で "Test Successful!" との表示が出ますので、 "Continue" を押します。
- ZapierでのWebhookの入力の設定が完了しました。
続いて、コールコネクトからZapierへデータが渡った後、 Zapierは何をするのかを設定していきます。
連携したいサービスを検索ボックスから入力して探してみましょう。今回は、Google Spread Sheetを例にとります。
- 検索ボックスに "Google Sheets" と入力し、選択します。
- Create Spread Sheets Rowを選択します。
- Connect New Accountボタンをクリックし、連携するGoogleアカウントを選択します。
- 書き出したいスプレッドシートとワークシートを選択します。もし存在しない場合はGoogle Spread Sheet内で新しく作成してください。
- 何も存在しないシートに追加する場合、必ずヘッダーを入力する必要があります。例えば "日時", "名前", "電話番号", "メモ" といった項目を入力します。
- その後、各列に対応するコールコネクトのデータを選択します。
- 最後に確認の表示が出ます。問題なければ "Create" ボタンを押します。
- 最後にZapの名前付けをして保存します。今回は "SpreadSheet" とし、ZapをONにしましょう。
- 以上で連携は完了です。もう一度通話してさらに一行追加されていることを確認しましょう。
備考
* ZapierのFreeプランでは、1ヶ月で 100回の連携(ZapierではTaskと呼びます) しか実行できません。
* ZapierのFreeプランでは、Filter (特定の条件でのみ連携を実行) 機能を利用することはできません。
* 詳細はZapierのPlanをご参照ください。Zapier自体に関するご質問は Zapier サポートへお問い合わせください。
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