Salesforce(セールスフォース)とコールコネクトの連携方法をご案内します。
Salesforceのリード・取引責任者の情報とコールコネクトの顧客情報を同期し、通話内容を”活動”として書き出すことができます。
* この機能は、Salesforce の Enterpriseエディション、 Unlimitedエディションで利用可能です。Professionalエディションで利用可能な場合もあります。ご自身の Salesforce 環境で Salesforce REST API が利用できるかを事前にご確認ください。詳しくはSalesforce REST APIの利用可否について Salesforceへお問い合わせください。
* Salesforce内でIP制限を行っている場合は、コールコネクトがクラウド上からSalesforceにアクセスを行うため、ご利用になれません。
連携方法
1. コールコネクトの[管理]>[連携]からSalesforceを選択します。
2. Salesforceのリードと取引先責任者のうち、同期したい対象を選択します。どちらか1つを選択するか、両方選択するかをお選びください。
3. 履歴オプションにチェックを入れると、通話イベント終了時に対象の顧客の"活動履歴"に通話が書き出されます。チェックを入れるかお選びください。
4. 顧客作成にチェックを入れると、Salesforce連携でコールコネクトへ取り込まれていない新規の相手と通話した場合、Salesforceへ自動で新規登録します。チェックを入れるかお選びください。
5. 前述の顧客作成にチェックが入っていた場合、 Salesforceのどこに新規作成するかを指定します。
6. 録音テキスト変換にチェックを入れると、録音のテキスト変換が完了次第、テキストがタイムラインに書き出されます。録音のテキスト変換の詳細は、録音のテキスト変換についてをご参照ください。
7. どのタイミングで通知を送るかを指定します。詳細は 通知イベントの詳細について をご参照ください。
8. [連携]ボタンを押します。Salesforceでのログインと確認画面が開きますので、ログインし、連携を完了させます。
仕様
Salesforceの以下の情報を取り込みます。表中の太字項目に関してはSalesforce内で表示させた状態である必要があります。Salesforce内の設定 > オブジェクトマネージャ > リード > 項目とリレーション > 各項目の項目セキュリティ設定 をご確認ください。
なお、リード・取引先責任者の住所と、取引先責任者の会社名の項目は、データの取り扱い仕様の違いにより、同期ではなく取り込む(インポート)形式となります。コールコネクト内でこれら情報を変更しても、 Salesforceへは反映されません。
リード
電話 | 名前(姓+名) | 会社名 | メール | 住所 | 説明 |
取引責任者
電話 | 名前(姓+名) | 取引先の取引先名 | メール | 住所(郵送先) | 説明 |
連携の同期仕様
Salesforce側のリード・取引先責任者のうち、"電話" が登録された顧客情報のみをコールコネクトの顧客として作成または更新します。Salesforce側の携帯電話など他の電話番号は同期対象になりません。
Salesforce内で同じ電話番号が保存されていた場合は、コールコネクトはそのうちの 1つのみを自動で選択して取り込みます。
Salesforceの制限上、一回の連携実行で取り込めるデータ件数の上限は2,000件で、直近1年以内に更新された情報のみです。以降、 Salesforce側で作成・更新された情報は、1時間に1回の同期でコールコネクトに蓄積されていきます。
通話後の書き出し仕様
コールコネクト側で通話イベントが発生した際、Salesforceの"活動履歴"に書き出すことができます。
書き出す対象は、すでにコールコネクトと連携している顧客情報だった場合には、そのリード・取引先責任者に書き出されます。
コールコネクトと連携していない顧客情報だった場合には、Salesforceのリード・取引責任者内に対象の電話番号がないかを検索し、対象が見つかればそのリード・取引先責任者に対して "活動履歴" を書き出します。
活動履歴に表示される担当者名は、コールコネクトのメンバーメールアドレスと連携サービスのユーザーアカウントのメールアドレスが一致した場合、その担当者の通話として書き出します。アカウントが一致しなかった場合は、コールコネクトとの連携を実行した人のアカウント名が担当者名となります。
取引先責任者を同期対象とした場合
取引先責任者をコールコネクトから Salesforceに新規作成する場合、コールコネクト側の顧客情報に会社名の登録がなければ、Salesforce内に取引先として“CallConnect 取引先” を新規で作成します。すでに Salesforce内に取引先として “CallConnect 取引先” が存在する場合には、それに紐づいた取引先責任者として作成されます。
コールコネクト側で会社名の登録があり、Salesforce内の取引先として同一名での取引先が存在しない場合、コールコネクトから新規で Salesforce内に取引先を作成します。
Salesforce内通話
Salesforce Lightning Platformをご利用の場合、Salesforce内で電話の発着信が可能です。詳細は、Salesforce内で電話の発着信をする をご参照ください。
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