kintone(キントーン) とコールコネクトの連携方法をご案内します。
kintone アプリのうち、顧客情報を保存した kintone アプリとコールコネクトの顧客を同期します。
kintone 提供のデフォルトの顧客情報アプリだけでなく、ご自身でカスタマイズされたアプリでも電話番号のフィールドさえあれば同期が可能です。
また、オプションで通話履歴を kintone アプリのレコードに書き出すこともできます。
テンプレートからアプリを利用する
コールコネクトの項目と完全に一致する標準アプリのテンプレートをご用意しました。
kintone システム管理 > [アプリテンプレート]をクリックし、ページ上部の [読み込む]をクリックして以下の Zip ファイルをアップロードします。
kintone のアプリ追加の画面で[テンプレートから作成]をお選びいただき、生成した「顧客管理」「通話履歴」の2つのアプリを選択することで、新規でアプリが構築されます。
このアプリをベースに以下の連携方法を実行することで、連携を完了することができます。
連携方法
1. コールコネクトの[管理]>[連携]から、kintone を選択します。
2. 連携に必要な情報を入力します。
以下は「顧客リスト」のアプリを例に、各入力項目に関して解説します。
① ドメイン: ご利用されているkintoneのドメインを入力します。
② アプリ ID: 顧客情報を保存しているアプリを開くと、URL は https://{ドメイン}.cybozu.com/k/14/ のようになります。この時の 14 がアプリIDです。
③ APIトークン:アプリのページ右上の歯車のボタンをクリックし、[アプリの設定を変更]をクリックします。
アプリの設定画面で、[APIトークン]をクリックします。
APIトークンを生成します。
この時、アクセス権は レコード閲覧、レコード追加、レコード編集 にチェックをいれてください。
その後、保存を忘れずにクリックしましょう。
④ 各フィールドコード: 電話番号や名前に対応するフィールドコードを入力します。[アプリの設定] >[フォーム]のタブのページへ移動します。電話番号などの各項目にオンマウスすると設定にアイコンが表示され、フィールドコードを確認することができます。フィールドコードの詳細に関しては kintoneのヘルプ をご参照ください。
※フィールドの設定で、 コールコネクト連携と関係しない項目に必須項目のチェックが入っていると、kintone 側でデータの作成や更新ができません。この場合、必須項目のチェックを外すか、別アプリでの連携をご検討ください。
※kintone アプリでテーブル化されたフィールドコードを指定することはできません。
kintone 設定完了後、設定完了 ボタンを必ず押してください。このボタンを押さないと反映されません。(下図の右上部分です。)
⑤ 顧客作成: チェックを入れると、kintone 未登録の顧客と通話する度に kintone のアプリに顧客データが新規登録されるようになります。コールコネクト側で何も登録がないと電話番号のみが kintone に登録されるようになります。
⑥ セキュリティ: kintone の IP アドレス制限 が有効になっている場合、コールコネクトが Basic認証を通じて kintone にアクセスするようにします。kintone 側の Basic認証設定や確認方法については kintone のヘルプをご参照ください。
⑦ 通話履歴の作成: チェックを入れると、通話履歴の内容を kintone の対象アプリに書き出す設定項目が現れます。顧客リストのアプリで設定したのと同様の方法で、対応するアプリID、APIトークン(要"レコード追加"のアクセス権)、フィールドコードを入力してください。
* 顧客に紐づいた通話履歴を表示したい場合、kintone アプリ設定のフォームにて、関連レコードを追加します。顧客リストにも通話履歴にも電話番号を入れる項目がございます。お互いの"電話番号(文字列)"が一致することをレコードの条件としてセットしてください。対応する顧客に紐づく通話履歴をリスト表示することが可能になります。
* 録音 URL は kintone 側の "リンク" ではなく、"文字列(1行)" として設定してください。保留をした通話を kindone に書き出すと、複数の録音 URL を kintone に渡します。これが kintone 側でリンクの場合に不正な URL となってしまって保存されません。
設定の詳細は、本記事の冒頭で掲示した CallConnect テンプレートのアプリを入れていただき、その設定をご参照ください。
⑧ 通知イベント: どのタイミングで通知を送るかを指定します。詳細は 通知イベントの詳細について をご参照ください。
3. [連携ボタン]をクリックし、連携を完了させます。
仕様
* 以下はコールコネクトのテンプレートを利用して作成した顧客リストのアプリの画面です。
顧客の詳細ページ下部に通話履歴が表示されるような構成になっています。
* 必須項目以外で、該当するフィールドコードがない場合は空欄にして保存します。
* kintone で電話番号が登録された顧客情報のみをコールコネクトの顧客として作成または更新します。
* 連携している間は1時間に1回、自動で kintone の更新情報をコールコネクトに読み込みます。
* 初回連携時に、直近60日で更新のあった最大3,000件の顧客を一括で取り込みます。
クリックコール
専用の Chrome拡張機能をインストールして kintone 内にある電話番号をクリックすると、コールコネクトの電話番号で発信することができます。詳細は、Chrome 拡張機能による電話発信についてをご参照ください。
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