概要
コールコネクトで録音した録音ファイルは、URLから再生できます。
これにより、例えばSlack連携など 各外部サービス 側に書き出された録音URLからも、誰もが録音を聞ける利便性があります。
このURLは長い文字列になっており、特定のURLを推測することは不可能です。しかし、録音URLを一般にシェア(公開)してしまうと、誰でもアクセスできることになります。
そこで、コールコネクトではセキュリティ強化の方法として、録音の再生制限機能を提供しています。
録音再生制限を有効にすることで、再生期限付きの 録音URLとなります。これにより、基本的にコールコネクトのPCの管理画面上でのみ、録音再生が可能となります。
設定方法
- コールコネクトへログイン後、[管理] > [セキュリティ] へアクセスします。
- [録音再生制限] をONにし、保存します。
保存後、最大で1時間以内に、録音再生制限の設定が適用されます。
なお、本設定はすべての電話番号での発着信における録音が対象となります。
動作詳細
通話履歴の[音符アイコン]をクリックした際に表示される[録音の再生開始ボタン(▶︎)]からのみ、録音の再生が可能となります。
再生期限付きの録音URLになるため、[音符アイコン]をクリック後、一定時間が経過すると、[録音の再生開始ボタン(▶︎)]が押せなくなります。この場合は、一度 [バツボタン(×)]で録音ウィンドウを閉じていただき、改めて[音符アイコン]をクリックしてください。
注意点
[録音再生制限] をONにした際、以下の点にご注意ください。
- 各外部サービス連携 によって書き出された録音URLからの再生はできなくなります。
- 通話履歴のCSVダウンロード で書き出された録音URLからの再生はできなくなります。
- 録音一括ダウンロード を利用できなくなります。
- CallConnect REST APIで取得した録音URLからの再生はできなくなります。
[録音再生制限] をONの状態からOFFにした際も、設定が適用されるまでに最大1時間かかります。
設定が適用されるまでは、管理画面上でも録音再生ができなくなります。
録音ファイルの取り扱いに関する検討事項
録音ファイルに関するリスクを回避/軽減したい場合には、「そもそもデータを持たない」という選択肢もあります。
- 録音をしない ([応答フロー] > [設定] > [通話の録音] をOFFにする)
- 録音はするが、都度手動で手元にダウンロードし、コールコネクト上から削除する (通話録音の再生・ダウンロード・削除について)
セキュリティ対策のゴールは、リスクをゼロにすることではなく、許容できるレベルまでリスクを軽減することです。現状の利便性との兼ね合いを考慮していただき、録音再生制限を有効化するかどうかご検討ください。
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